２０１２四国ツーリング その１０ 朝の四国カルスト

９月１２日　水曜日

ツーリングは６日目になりました。

５時にトイレへ行きたくなり起きました。
姫鶴荘の前には、日の出を見に来た人がちらほら。
カメラを構えている人も・・。

でも、雲がかかって、ちょっといまいち・・・・

日の出を諦めてコーヒー沸かして飲んでいたら、
出た！

朝の雰囲気を楽しんで、
早朝の四国カルストを走っているあいだに、
朝露に濡れたテントを乾かそうと思っていたら・・・
また雲の中に入ってしまいました。
テントもバイクも、乾く要素がありません。

諦めて、濡れたままテントを片付けて、バイクに積み込んだら・・・・
あれれ・・・
およよ・・・
バイクのバッテリーが上がっています。
ＤＣ／ＡＣコンバーターを繋ぎっぱなしで寝てしまったのが原因だょ～。

昔乗っていたＣＢＲ１０００Ｆでは押しがけをした経験があったが、
今の愛車、ブラックバードでは初の押しがけです。
しかも、荷物満載で、超重～い！

駐車場を出てしまえば下り坂なので、
およそ５０ｍの砂利路面を押せば、なんとかなる・・・

ふーふー言いながら駐車場脱出！

エンジン始動に成功して、少し流します。

雲も晴れて、展望が良くなってきました。

しかし！パネルの時計に目をやると、
へんな時間になっている。
そして、トリップメーターもリセットされている。

どうやら、バッテリーの電圧低下でリセットされたようです。
この旅の積算距離もリセットされてしまいました。

でもまぁ、それがどうしたって感じで、時計を合わせてスタートですよ。
四国カルストを改めて散策しました。

動画で高原の気分をどうぞ。

薄～く雲にかかった感じも、素敵かな・・・？

この景色、独り占めです。
牛に見送られて、四国カルストをあとにします。

県道４８号で国道４３９号へショートカットしましたが、
朝から狭路で、テンションあげてます。

とっても低い位置の標識や

自然に還りつつある急カーブの標識

もうアートの領域です

 

 

 

４３９号に入り、仁淀川町に入ると道の様子は一変します。

「ＯＮ＆ＯＦＦ」のご主人曰く、「４３９は高速道路」

４３９の改良工事は、どんどん進んでいます。

 

長者というところで、こんな看板をみつけました。

 



「だんだんの里　ぢきそこ」　
たしかに、この少し手前で急斜面にへばりつくような集落

近寄ってみると・・・

そして、この「だんだん」を登っていくと、星ヶ窪に着きます。

隕石の落下によって出来た窪地といわれています。

 

 

丸い池に向かって周りが窪んでいるのがわかります。

 

 

でもココまで来るには、やっぱり狭路を昇ってこなくてはなりません。

 

 

さぁ、先を急ぎます。

４３９号の京柱峠まで行く予定なので、

ノンビリはしていられません。

 

しかし、ちょっと寄り道が、

だいぶん登っちゃったな。



つづく・・

 

本日のルートは　こちら↓↓

 

 



２０１２四国ツーリング その９ 満天の星空

早めに風呂に入って、のんびり過ごそうと思っていたら、
温泉が夕方からということで、忙しくなったぞ。

現在１２時過ぎ、
まずキャンプ場へ行ってテントと荷物を降ろして、
近いところを周ることにしました。

国道４４０号地芳峠を旧道から登りますが、
強い雨が降ってきました。
雨宿りできる場所もないし、
空は青いので、雨の降ってないところまで
ダッシュで走り抜けました。

峠の頂上までくれば、雨は上がっていましたが、
道路から水蒸気が上がって雲になろうとしています。（ホントかな）


姫鶴平の姫鶴荘で２００円払ってキャンプの開始です。

テントを東屋の中に張らせてもらって、
大野ヶ原へ走りに行きます。

行きたい店があるのです。

大野ヶ原の「もみの木」というお店。
一歩入ると雑貨屋さんですが、
アイスクリームや絞りたての牛乳など楽しめる小さなお店です。

念願かなって、初めてくることが出来ました。

どうやって切ったのですかと訪ねたくなるぐらい、とろけているチーズケーキ。
これを食べてみたかったのです。

午前中のパン屋さんといい、このチーズケーキといい、
４０半ばのオッサンが一人で、かわいいお店で
ケーキだのハーブティーだの楽しんでる姿は、
我ながら気持ち悪い・・(ToT)/~~~

あっ！チーズケーキは、とっても美味しかったです。

県道３６号で国道４４０号に出て、
地芳峠トンネルで梼原に戻ります。

梼原の町の奥にコンビニを発見。
洗濯をしたかったので、コインランドリーの在り処を聞いたが、
３０分以上走らないと無いといわれ、
翌日に洗濯は持ち越し。

余った時間を雲の上温泉がある太郎川公園で過ごす。
この公園には、国歌「君が代」に出てくる「さざれ石」があるが、
国歌に出てくる石、そのものかは、どうでしょう・・・？

石といえば、こんな石碑もある。

私は早く風呂に入って、キャンプ場へ戻りたい！
日没が迫っている・・・（涙）

おや！つくば市ナンバーのカブが停まっている。
そして、バイクの傍らに長靴。

持ち主らしきカブ主様が近くにいました。
前日にフェリーで徳島に着いて、
４３９号で四国を縦断しているお兄さんでした。
走っていたら、雨が強くなったので、
雨雲がなさそうな場所まで避難してきたそうです。
少し話しをして解散。
お風呂へ。

１７時きっかりに入って、１５分ぐらいで出て、
スーパーでビールと氷を買って、山のキャンプ場へ戻りました。
マッハです。
１８時過ぎにキャンプ場到着。
日没前に着きました。

少し紅く染まった雲海を見ながら、
東屋に入れたテントを外に出し、
夕食の準備を進めます。
テントを外に出したのは、
雨の心配をしなくていいことと、
テントから顔を出して星空を見るため。

そうこうしているうちに、夕陽になりました。

きょうの野営は香川県からの親子さんと私の２張りのテント。
私と同じで星空を見に来たのだと仰っていました。

今夜のメニューは、
昨日のチーズ（ヤバイかな）とピーマンを使って、焼ミートソーススパゲッティー。
あんまりにも、美味しかったので、写真を撮り忘れました。

でも、撮り忘れの本当の理由は別にあります。
それは、その時星空が凄かったのです。

日没と同時に雲の中に入ってしまって、星空が望めなかったのですが、
一瞬雲が晴れて、凄い星空が見えました。

コンデジの限界です。
これ以上写りません。（少し画像を補正しました）

北斗七星が、どれか判らないぐらい星が出ていていました。

この星空を見るために、四国へ来るときは満月の日を避けて日程を組んでいますが、
天気に嫌われて、なかなか見ることが出来ないんですよね。

このとき既に香川から来たお隣さんはテントの中でお休みになっていました。
残念ですね。

ソーセージ焼きながら焼酎飲んでるうちに、
また周りは雲の中に入ってしまって、
何にも見えなくなってしまいました。

２４時ぐらいに就寝。

本日のルート↓↓↓

２０１２四国ツーリング その８ ４３９の出会いはトラックとパン屋さん

９月１１日火曜日の日記 ツーリングは５日目です。
そんなに長く旅をしているとは思えないほど 毎日が楽しい。

朝の雨で、一時間ほど出発が遅れました。

９時３５分出発 ようやく天気予報に雨マークがなくなったので、
四国カルストでキャンプを決行します。

国道３８１号を東へ戻って、国道４３９号の狭路区間を行きます。

狭くても交通量が少ないので、楽しく走っていたのですが、
トラックと鉢合わせで、すれ違えなくなってしまいました。
その様子は、下の動画で・・・

さすが狭い道に慣れてるトラックです。
バックして道を譲っていただきました。

細いクネクネとした道は、延々続きます。
四国へ来てから、毎日狭路を走ってます。

「酷道」や「軒先国道」とも呼ばれる４３９号、
下津井という集落も軒先をかすめるように走らなければなりません。
集落を抜けると左に大きく立派な橋が架かっていますが、
国道は右の細い道です。

大きく立派な橋の向こう側に、
趣のある、めがね橋が見えます。

森林鉄道の遺構だそうで、正式には佐川橋というらしい。

さらに４３９を北上すると、
ツーリングマップルにも書いてあるパン屋さん。
前々日に宿泊したＯＮ＆ＯＦＦのご主人も
「ご夫婦でやってる、おいしいパン屋さん」と絶賛していました。

一番人気は以外にもカレーパンだそうです。
カレーパンも美味しかったのですが、
栗あんパン　と　明太子フランスも絶品でした。
店内でイートインも出来て、
温かいハーブティーと一緒に頂きました。
パン３つとドリンクで４９０円でした。　

あの狭くてクネクネした道を走ってきての、
美味しいパン屋さんでした。

県道２６号へ左折して、国道１９７号へ出ます。
梼原に入る手前に、国道の安全を守るお巡りさん。
海沿いの町にいたやつより男前だ。

梼原で給油
１４．５Ｌ　＠１６０円　２３２０円
１７．９ｋｍ / Ｌ

お昼になったので、
風呂に入って、買出しして、
涼しい四国カルストにテント張って昼寝しようと思い、
雲の上温泉をマップルで見ると、
１０時からと書いてあったので行ってみたら・・・

この時、昼の１２時だが営業している感じがしない・・・。
よく見ると・・・

えぇぇぇぇ～！
さらに、

本日は・・・火曜日でした。

買出しもあるので、ここで風呂に入りたかったが、
１７時って・・・。
今からどうしようっか・・・

つづく・・

↓　本日のルート

２０１２四国ツーリング その７ 四万十川のキャンプ場へ

久礼の大正市場で、美味しい昼食をとったあと、
駐車場で、何処へ向かうのか悩んでました。

基本キャンプ場なのですが、
今夜も雨が降りそうで、 ライダーズインで雨をやり過ごすのか、
キャンプ場で、雨上がりまで待つのか・・・

ウェザーニューズを見ながら、悩んでいると、 雨が降ってきた。
洗濯もしたい思いもありましたが、
なんとかなるだろう・・と、キャンプ場へ行くことにしました。
自分なりに、このあとの雨の影響が少ないキャンプ場を決定。
走り出しました。
国道５６号を南下して窪川方面へ 七子峠越えでぐんぐん登る。
この山地が、四万十川の流れが太平洋まで数キロというところまで来ているのに、
その流れを長く大河へと産まれ変えているのだと、
勝手に思って走っていた。

道の駅　あぐり窪川で、暑くて休憩。
四万十の栗のアイスクリームでクールダウン。

窪川のスーパーマーケットで、
今夜の酒と食材を調達。
保冷用の氷も貰ったが、
距離が遠かったのか、
キャンプ場に着くころにはサイドバッグが水浸し・・・

１６時、四万十川の中洲にある、三島キャンプ場。
中州と言っても、増水時に水没するような中州ではなく、
田畑もあれば、キャンプ場にはバンガローもある。

管理棟へ行ったが、管理されている方の姿が見えず、
方々探してみたが受付未完了でテントを張らせて貰うことに・・・

重い荷物が降りたところで、
ひとっ走り、江川崎までいつもの川原へ行ってみました。
やっぱ、雨で増水しているのがわかりました。

 

 

蚊取り線香を買ってキャンプ場へ戻ります。

独り宴会の開始です。

 



夕食は、餃子の皮を生地にした手作り？ピザ

具はベーコンとピーマン

 

 

そうこうしてるうちに、日も暮れて落ちていた木切れで焚火を楽しんでいたら、

かわいいお客さん。

 

清流に住むといわれるカジカガエルです。

人懐っこい目でこちらを見つめています。

日本一美しい声で鳴くといわれていますが、

若いカエルだからか、鳴いてくれませんでした。

翌朝、６時半・・・・・

テントを叩く雨音。

 

 

そういえば、夜中も降っていたような・・・

 

ウェザーニューズ見て、１時間ぐらいで雨はやんで、

雨雲も何処かへ消えそうなので、二度寝することに・・・

 

しかし、若干テントの下から浸水。

ブルーシートの上面を伝ってきたようだ。

フライシートの内側に巻いてセットしたけど、

ちょっとよろしくなかったみたい。

 

浸水にも負けずに二度寝からさめたら、

雨も上がっていた。

コーヒー飲んで出発しましょう。

 

つづく・・・